パナソニックエナジー、門真市に電池開発拠点
パナソニック エナジーは9月16日、大阪府門真市にリチウムイオン電池の研究開発拠点「エナジーイノベーションスクエア」を新設し、本格稼働を開始したと発表した。
EV向けの高容量・高耐久電池に加え、AIデータセンター向けの高出力電池など、蓄電池の用途拡大と顧客ニーズの多様化で開発案件が増加している。
新拠点は延床面積約2万4500m²、地上6階建てで、材料開発からセル設計、試作、解析までを担う。製品企画や技術開発、解析部門の従業員約500人が勤務する。
大阪市の住之江生産プロセス開発棟と連携し、両拠点で約800人規模の電池開発体制を構築した。セル技術開発と生産技術開発をつなぎ、技術開発から量産化までの効率向上とコスト競争力の強化を図る。
従来は複数拠点に分散していた開発・試作工程を新拠点に集約し、輸送を伴う開発リードタイムを15%以上短縮する。DX基盤も活用し、シミュレーションと実機評価のデータ連携、プロセス監視や統計解析を進める。
2030年度までに、2023年度比で開発効率を2倍に高める目標を掲げた。開発した次世代電池技術と量産プロセスは、国内や米国ネバダ、カンザスの工場へ展開する。
研究開発拠点概要
所在地:大阪府門真市大字門真1048
延床面積:約24,500m²
階数:地上6階建
拠点機能:リチウムイオン電池セルの技術開発(材料開発・試作・解析)
従業員数:約500名