富士フイルムは10月6日、福島県広野町の広野工場に抗体薬物複合体(ADC)原料の製造設備を導入すると発表した。 ADCは抗体に抗がん剤などの薬物を結合した医薬品で、高い治療効果と副作用低減の両立が期待され、世界で開発が加速している。一方、製造にはリンカー・ペイロード製造、抗体製造、コンジュゲーション、製剤化など複数工程が必要で、技術移管や品質管理、サプライチェーン…
東京応化工業は10月8日、福島県郡山市の郡山工場で半導体用フォトレジストの新製造棟を竣工したと発表した。 同工場ではEUV用やArF用を含む半導体用フォトレジストを製造している。中長期的な半導体市場の成長を見込み、製品の高品質化と供給能力の拡大に向けて新棟を建設した。 新製造棟は建築面積4,800m²で、投資額は約230億円。フォトレジスト製造棟として世界最大級といい、20…
住友商事は10月1日、福島県浪江町で系統用蓄電所の建設工事を開始すると発表した。 東北エリアでは再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、供給量が需要量を上回る時間帯に出力制御が行われる場合がある。太陽光・風力発電は天候で発電量が変動するため、蓄電池による需給調整への期待が高まっている。 子会社を通じて出資する浪江蓄電所合同会社が事業主体となり、定格出力62MW、蓄…
大日本印刷は9月29日、泉崎工場(福島県泉崎村)にグループ最大規模となる10MW級の太陽光発電設備を設置すると発表した。 同社は2050年にScope1・2のGHG排出量実質ゼロを掲げ、省エネルギーや再生可能エネルギーの導入を進めている。泉崎工場では2024年8月から、設備容量1741kWの屋根置き型太陽光発電設備を運用している。 新たに工場敷地内に、設備容量1万813kWの太陽光パネルを…
日本化学工業は8月18日、福島第一工場(福島県郡山市)でチタン酸バリウムの生産設備を増強すると発表した。 チタン酸バリウムは積層セラミックコンデンサ(MLCC)の誘電体に用いる。生成AIの普及に伴うAIデータセンター市場の拡大を背景に、AIサーバーや高速通信向けネットワーク機器、関連電子機器に搭載する高性能MLCCの需要が世界的に増えている。AIサーバー関連用途がMLCC市場の…
日本化学工業は8月10日、福島第二工場(福島県田村郡)で高純度赤燐の生産設備を増強すると発表した。 高純度赤燐は半導体ドーパント材料のほか、高速光通信の受発光素子などに使うインジウムリン(InP)系化合物半導体の原料となる。生成AIの普及やAIデータセンターの拡大に伴い、情報通信の高速・大容量化が進み、中長期的な需要増加を見込む。 設備増強により、生産能力は現行…
高周波熱錬は8月6日、福島県いわき市のいわき工場に「ダブルスターク」用の切断・表示設備を導入すると発表した。 建設費の高騰を背景に、ゼネコンやデベロッパーでは構成部材のコスト削減ニーズが高まっている。物流倉庫やデータセンターを中心に、鉄筋量の削減や施工工数の減少、工期短縮に貢献するダブルスタークの引き合いが急増している。今回の投資により、需要拡大に対応する…
アルコニックスは8月5日、子会社の大川電機製作所が福島市大笹生に新工場を建設すると発表した。 同社は1989年の福島工場建設以降、福島市内で事業を展開している。航空宇宙・半導体製造装置向け精密金属加工部品の需要に対応し、2032年度の全社売上高100億円達成に向けて生産体制を強化する。 新設する大笹生工場は、福島工場、上名倉工場に続く福島市内3拠点目となる。第2期福島…
全農は7月6日、福島県郡山市で建設を計画していた乳製品工場の地鎮祭を行ったと発表した。 酪農家が生産した生乳を無駄なく安定的に販売し、生乳需給の安定化を図る。全酪連などと2025年10月に、らくのう乳業(株)を設立し6月11日に地鎮祭を行った。完成は2028年9月を予定している。 新工場の最大貯乳能力は1050tとし、1日当たりの生乳処理能力は最大400tを想定する。乳製品の製…
JA三井リースグループと大阪ガスは6月11日、福島県須賀川市で系統用蓄電池「須賀川蓄電所」の開発に着手したと発表した。 再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、出力変動を補完する蓄電池需要が高まっていた。共同出資する須賀川蓄電所合同会社を通じ、定格出力22MW、定格容量95MWhの蓄電所を開発する。両社が系統用蓄電池事業に共同出資するのは初めてとなる。 JA三井リースグル…