リコー、フランスで感熱紙生産ライン増強

リコー(東京都大田区)は22日、フランスの生産拠点「Ricoh Industrie France S.A.S.」のコーター(塗布工程を行う設備)の生産能力を2倍に増強すると発表した。

リコーのサーマル事業は、感熱紙や熱転写リボンを主力商品としてグローバルに事業を展開している。感熱紙は、バーコードなどを印字して食品POSや工程管理、配送ラベルなどで活用されている。

リコーは、高速印字が可能な発色特性、バーコード、小フォントサイズに印刷可能な高精細性、印字画像が消えにくい保存性などに優れた独自の技術を持っており、感熱紙市場で高いシェアを獲得している。

今回の生産能力強化は、欧州市場の拡大に対応したもの。2014年にEUの食品ラベル表示法(EU1169/2011)が改正されて栄養表示等が義務化されたことでラベルへの情報記載量が増加したことやプレパック品の増加により、需要が拡大している。

今後も東欧各国の経済成長に伴う市場拡大に加え、Eコマースが年率10%で伸長しており、物流配送ラベル向けの需要も拡大すると予想されている。

リコーはこれまで、2013年にアメリカで生産ライン増強と拠点を集約した生産体制を構築。また、2018年に中国市場でも大型投資を実施し、成長が見込まれる物流Eコマース市場向けへの商品供給体制を強化している。今回の欧州での生産能力増強により、グローバルで供給量を確保し、サーマル事業の強化を図る。

設備投資概要

会社名:Ricoh Industrie France S.A.S.
所在地:144 Route de Rouffach 68920, Wettolsheim, France
投資額:約30億円
生産能力:増産後、約12億m²/年(増産前、約6億m²/年)
生産開始:2020年7月

関連プロジェクト

掲載日 プロジェクト 施設 所在地 投資額
2026/9/24 インクジェットヘッド新生産棟建設(株式会社リコー) 工場 神奈川県厚木市下荻野1005 —
2026/6/12 メガソーラーカーポート導入(リコーPFUコンピューティング株式会社) 工場 鳥取県鳥取市北村10-3(鳥取事業所 従業員駐車場) —
2025/10/3 (仮称)研究開発棟(株式会社リコー) 研究所 神奈川県海老名市下今泉810番地 —

もっと見る

関連設備新設計画

掲載日 設備新設計画 設備の内容 所在地 投資額
2026/6/17 株式会社リコー 生産設備の拡充、更新及び生産性向上 — 173億円
2026/6/17 株式会社リコー 生産設備の拡充、更新及び生産性向上、販売用資産等 — 225億円
2026/6/17 株式会社リコー ワークプレイスサービス関連のインフラ投資 — 118億円

もっと見る

企業情報

関連ニュース

新着ニュース

データを探す

設備投資データを検索・分析 無料トライアル

注目キーワード