東邦チタニウム、若松工場敷地内に新工場/75億円投資

東邦チタニウムは16日、福岡県北九州市の若松工場敷地内に新工場を建設し、ニッケル粉を増産すると発表した。

ニッケル粉は、積層セラミックコンデンサ(以下:MLCC)の内部電極として使用されている。MLCCは電気・電子製品等における「電源供給の補助・安定化」、「雑音の抑制」等の役割を果たし、スマートフォン、タブレット、PC等の電子機器のほか、各種自動車電装部品に搭載されている。

足元、自動車向けやスマートフォン向けの販売低迷等によりMLCC需要の伸びは鈍化しているが、通信機器の高機能化、自動車の電装化、第5世代移動通信システム(5G)の実用化等により、市場は今後大きく成長すると予想されている。

同社は、2017年12月、若松工場にニッケル粉新工場を建設し、生産能力の増強を行ったが、更なる需要拡大が見込まれる中、今後の伸びが期待される小型・大容量MLCCに対応できるニッケル粉の供給体制を強化するため、新工場を建設する。

新工場概要

所在地:福岡県北九州市若松区響町1-62-1(若松工場内)
投資額:約75億円
延床面積:約6,400㎡
事業内容:ニッケル粉の製造
完工予定:2020年12月
営業運転開始予定:2021年4月

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