日本ガイシ、石川工場に北陸最大規模の蓄電設備

日本ガイシは7日、石川県能美市の生産拠点に、電力貯蔵用NAS電池と太陽光発電設備(以下:PV)を導入すると発表した。

今回、日本ガイシ石川工場と製造子会社NGKセラミックデバイスの石川工場の建屋の屋根に、総容量2.6メガワットの大規模PVを設置する。年間発電量は2,690メガワット時の見通しで、PVで発電した電力を工場の稼働に利用しCO2排出量を削減する。導入初年の2024年度は年間1,340トンのCO2削減効果を見込んでいる。

また、日本ガイシ石川工場の構内に、定格出力200キロワット・定格容量1.2メガワット時のNAS電池を設置する。電力系統から独立した非常用電源としてBCP対策に活用し、近年激甚化する自然災害などによる電力ひっ迫や計画停電への対応力強化を図る。

系統電力が停電した場合には、PVとNAS電池を組み合わせることで、最大10時間にわたり工場の重要設備に電力を供給することが可能。さらに、落雷などの影響により瞬間的に電圧が低下し、生産に影響を及ぼす瞬時電圧低下(瞬低)対策としても使用することで、瞬低による設備トラブルや生産ラインの停止を回避し、製品の安定供給を実現する。生産拠点での実際の運用を通じて、生産ロスの防止効果などについて定量的な評価を実施し、NAS電池の国内外への導入拡大を進めていく。

設備投資概要

所在地:石川県能美市能美1(日本ガイシ石川工場、NGKセラミックデバイス石川工場)
NAS電池定格出力:200キロワット
NAS電池定格容量:1,200キロワット時(1.2メガワット時)
NAS電池設置台数:コンテナ型1台
PVパネル総容量:2,600キロワット(2.6メガワット)
用途:CO2削減、非常用電源、容量市場・需給調整市場への参入実証
運転開始予定:2024年1月

関連プロジェクト

掲載日 プロジェクト 施設 所在地 投資額
2026/4/27 NGKセラミックデバイス(株) 石川工場(エヌジーケイ・セラミックデバイス株式会社) 工場 石川県能美市 700億円
2026/1/13 NCDK多治見倉庫(NGK株式会社) 物流施設 多治見市長瀬町5-15 —
2025/11/21 ハイセラムキャリアの生産能力増強(NGK株式会社) 工場 NGKセラミックデバイス株式会社(愛知県小牧市)/NGKエレクトロデバイス株式会社(山口県美祢市) —

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掲載日 設備新設計画 設備の内容 所在地 投資額
2026/7/1 NGK株式会社 — — 30億円
2026/7/1 NGK株式会社 — — 200億円
2026/7/1 NGK株式会社 — — 240億円

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