住友商事、浪江町で蓄電所着工
住友商事は10月1日、福島県浪江町で系統用蓄電所の建設工事を開始すると発表した。
東北エリアでは再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、供給量が需要量を上回る時間帯に出力制御が行われる場合がある。太陽光・風力発電は天候で発電量が変動するため、蓄電池による需給調整への期待が高まっている。
子会社を通じて出資する浪江蓄電所合同会社が事業主体となり、定格出力62MW、蓄電容量291MWhの蓄電所を開発する。三菱UFJ銀行をリードアレンジャーとするプロジェクトファイナンスを組成した。
同事業は、脱炭素電源への投資を促す長期脱炭素電源オークションの採択案件で、2029年の商業運転開始を予定する。周辺地域での再生可能エネルギー導入拡大と電力供給の安定化を目指す。
住友商事は建設中を含め、国内で累計9件、合計出力約200MWの蓄電事業を手掛ける。蓄電所の開発・運営で培った知見を生かし、国内の蓄電事業ポートフォリオを拡大する。
蓄電所概要
事業主体:浪江蓄電所合同会社
所在地:福島県浪江町
定格出力:62MW
蓄電容量:291MWh
出資者:住友商事(BSホールディングス):100パーセント
商業運転開始:2029年(予定)