堺化学工業、医薬用硫酸バリウム生産終了
堺化学工業は9月28日、日本薬局方硫酸バリウムの販売を2029年3月末で終了すると発表した。
医薬用硫酸バリウムは、GMP管理や業務監視体制で厳格な対応が求められる一方、需要が減少している。事業開始から60年以上が経過し、老朽化対策を行いながら操業してきたが、今後は大規模な設備更新が必要となる。
再投資に見合う収益の確保が見込めないと判断し、BAXシリーズと同一工場で生産する計13製品を終売する。連結業績への影響は軽微としている。
工業用の沈降性硫酸バリウムBMシリーズ、BARIFINEシリーズ、BARIACEシリーズは事業を継続する。グループ会社であるカイゲンファーマのX線造影剤事業も、代替原薬への切り替えを進めて継続する。