富士電機、千葉工場と川崎工場で設備投資

富士電機は26日、受変電機器の生産体制を再編し、生産能力拡大に向けた設備投資を行うと発表した。

再生可能エネルギーの拡大や生成AIの普及に伴うデータセンター(IDC)・半導体工場建設の増加、高度経済成長期に納入した機器の更新等を背景に、電力の安定供給に欠かせない受変電機器の需要が急速に高まっている。

同社は現在、変圧器や開閉装置など受変電機器の生産を千葉工場(千葉県市原市)で行っているが、増加する物量に対して生産能力の不足が見込まれており、開閉装置の生産を川崎工場(神奈川県川崎市)に移管し、千葉・川崎両工場で受変電機器の生産能力拡大に向けた設備投資を行う。川崎工場では2026年度上期から開閉装置の生産を、千葉工場では2026年度下期から変圧器の増産を開始し、生産能力は開閉装置、変圧器共に現状の1.5倍に高める計画。

さらに、標準化設計や自動化生産の導入により、生産性向上とリードタイム短縮を図る。川崎工場は発電機器の生産拠点で、開閉装置生産に必要な技術を保有し、大型製品の海上輸送にも適している。

千葉・川崎工場に加え、神戸工場や筑波工場、海外のシンガポール、タイの各工場も含めた最適な生産体制を構築し、グローバルでの競争力強化を目指す。

設備投資概要

◇ 千葉工場
所在地:千葉県市原市八幡海岸通7番地
生産品目:変圧器
生産能力:現状の1.5倍
生産開始:2026年度下期

◇ 川崎工場
所在地:神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号
生産品目:開閉装置
生産能力:現状の1.5倍
生産開始:2026年度上期

関連プロジェクト

掲載日 プロジェクト 施設 所在地 投資額
2026/5/7 富士SMBE社 マレーシア工場(Fuji SMBE Pte.Ltd.) 工場 PLO 131, 133, 134, Jalan Cyber 5, Kawasan Perindustrian Senai 3, 81400 Senai, Johor, Malaysia.(マレーシア工場) —
2026/1/30 筑波工場(富士電機株式会社) 工場 茨城県稲敷郡阿見町 —
2025/12/12 富士電機(株)神戸工場新棟(富士電機株式会社) 工場 神戸市西区高塚台4丁目1番の1 —

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関連設備新設計画

掲載日 設備新設計画 設備の内容 所在地 投資額
2026/6/24 富士電機株式会社 産業用・自動車用パワー半導体等の生産能力増強及び新製品・新機種開発並びに生産合理化等 — 203億2400万円
2026/6/24 富士電機株式会社 火力発電設備、地熱発電設備、水力発電設備、燃料電池、原子力関連機器、受変電設備、産業電源設備、蓄電システム、エネルギーマネジメントシステム、太陽光・風力発電、無停電電源装置(UPS)、電機盤、電気工事、空調設備工事等の生産能力増強及び新製品・新機種開発並びに生産合理化等 — 181億6300万円
2026/6/24 富士電機株式会社 インバータ、モータ、サーボシステム、小型電源、計測機器、センサ、スマートメータ、コントローラ、HMI、駆動制御・計測制御システム、FAシステム、鉄道車両用駆動システム・ドアシステム、船舶・港湾用システム、放射線機器・システム、受配電・制御機器、ICTに関わる機器・ソフトウエア等の生産能力増強及び新製品・新機種開発並びに生産合理化等 — 145億5500万円

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