協和キリン、高崎工場内の新棟着工/140億円投資

協和キリンは10日、高崎工場内に建設を計画していた品質棟「バイオ医薬品分析施設」を着工したと発表した。

高崎工場は主にバイオ医薬品を生産している。建設する新品質棟では、バイオ医薬品の製品、原料の品質分析等の品質管理や品質保証に関連する業務を行う。投資額は約140億円となる見込みで、2022年7月の完成、同年10月の稼働開始を予定している。

今回、高崎工場内に分散している品質管理、品質保証の機能を新棟に集約し、業務の効率化とコミュニケーションの促進を図り、正確でスピード感のある業務を実現する。

新棟には、自動コロニーカウンター、微生物迅速試験装置、ロボットテクノロジー等の国内最先端のバイオ医薬品分析設備を設置し、リキッドハンドリングシステム、サンプル自動ピッキングシステム等の自動化・省力化設備の配備も計画している。

また、微生物試験の偽陽性結果を極力低減する対策として無菌試験用アイソレータを導入し、最新のレギュレーションに対応した試験施設設計を実現するとともに、柔軟にレイアウトを設定・変更できるPCaPC工法の採用により、新たな機器導入などにも対応可能な、将来を見据えた設計としている。

加えて、一定の距離を保つことが出来る大型の居室や、空間に連続性を持たせた執務空間をデザインすることで、誰もが「健康的に」「創造的に」「相互理解のもとで」働ける「環境」を整備し、本棟で業務する従業員の「カルチャー」の醸成に最適なワークプレイスを作り上げる。

新棟概要

名称:新品質棟(仮称)
所在地:群馬県高崎市萩原町100-1(高崎工場)
投資額:約140億円
延床面積:約12,630㎡
構造:免震構造 PCaPC(プレキャスト・プレストレストコンクリート)造 地下1階 地上7階
用途:バイオ医薬品の分析・品質保証
特徴:日本、米国、欧州の三極GMP適合施設
  :国内最先端の分析機器を有したバイオ医薬品分析施設
着工:2020年10月
竣工予定:2022年7月
稼働開始予定:2022年10月

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