川崎重工、神戸工場でCO2回収実証設備を建設

川崎重工は14日、神戸工場で新開発の低濃度CO2分離回収技術の実証設備を整備すると発表した。

2025年10月の竣工を目指し、Direct Air Capture(DAC)とPost-Combustion Capture(PCC)の技術実証を行うための設備建設に着手した。Kawasaki CO2 Capture(KCC)技術を活用し、大気とガスエンジン発電所の排ガスからCO2を回収する。新たに開発した固体吸収剤を使用し、未利用熱を活用して蒸気を生成することでエネルギー消費の削減を図る。

同社が過去に日本国内と米国で行った発電所での実証成果を活かしており、PCCは分散型発電設備への初適用となる。DACには将来の大規模展開を見据えたモジュール構成を初採用し、今回整備される設備は国内最大級となる。

新設備を活用し、今後の大規模展開に向けた技術検証を進めるとともに、設備改良や吸収剤の開発を自社で行い、CO2回収事業の推進を加速させる。

設備投資概要

所在地:兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1号(神戸工場)
設備:低濃度CO2分離回収技術の実証設備
竣工予定:2025年10月

関連プロジェクト

掲載日 プロジェクト 施設 所在地 投資額
2026/9/16 船舶部品供給能力強化(川崎重工業株式会社) 工場 香川県坂出市川崎町1(坂出工場) 450億円
2026/6/24 液化水素関連機器の試験設備(川崎重工業株式会社) 工場 兵庫県加古郡播磨町(川崎重工 播磨工場 水素技術開発拠点内) —
2026/6/4 西神工場 ソーラーカーポートPPA太陽光発電システム(川崎重工業株式会社) 発電所 神戸市西区高塚台2丁目8番1号(川崎重工業 西神工場) —

もっと見る

関連設備新設計画

掲載日 設備新設計画 設備の内容 所在地 投資額
2026/6/24 川崎重工業株式会社 水素事業対応など — 465億円
2026/6/24 川崎重工業株式会社 航空機及び民間航空エンジンの生産合理化対応設備など — 500億円
2026/6/24 川崎重工業株式会社 産業機械の生産合理化対応設備及び水素事業対応など — 175億円

もっと見る

企業情報

関連ニュース

新着ニュース

データを探す

設備投資データを検索・分析 無料トライアル

注目キーワード