三菱ケミカル、インドネシアでポリエステルフィルムの生産能力増強

三菱ケミカルは10日、100%子会社のPT. MC PET Film Indonesia(以下:MFI)がポリエステルフィルムの生産能力増強を行うと発表した。

ポリエステルフィルムの市場は、同社主用途であるディスプレイ等に使用される光学用途分野での成長が予想されることに加え、自動車の電子化、5G対応のための基地局増加や通信機器の高度化などを背景とした積層セラミックコンデンサ(MLCC)を始めとする電子部品の急増に伴い、それらの製造工程向けの需要も伸長している。

MFIはこれまで、既存プラントの効率的な運用等で対応してきたが、今後さらなる需要拡大が予測されることから、既存設備に加え、25,000t/年規模の製造ラインの新設を決定した。

同社は、日本、中国、インドネシア、米国、ドイツの5拠点で光学用途、工業用途や包装材料用途向けポリエステルフィルムを製造している。現在欧州で主に工業用途向けポリエステルフィルムの需要が大きくなっており、生産体制の拡充を検討している。その他の地域についても、用途毎の需要に応じて生産体制を拡充し、積極的な事業展開を図る。

設備投資概要

社名:PT. MC PET Film Indonesia
投資額:約1.3億ドル(約140億円)
業務内容:ポリエステルフィルムの製造・販売
生産能力:25,000t/年規模
完成予定:2021年末

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