宮島醬油、佐賀の醤油製成工場が竣工

宮島醬油(佐賀県唐津市)は10日、本社工場の新醤油製成工場の竣工式を行ったと発表した。

旧醤油製成工場は、建築後50年が経過し老朽化が進んでいた。また、従業員は移動に公道を渡る必要があり、安全面も課題となっていたことから、現在の駐車場エリアの旧醤油製成工場の機能を新工場に移管することで、老朽施設を一新するとともに、従業員の安全を確保する。

醤油製成工場は、調合・火入れ(加熱殺菌)・濾過の工程を担う。また、醤油の調合、製成、包装、品質検査の設備を集約し、建屋内での移動を可能にすることで効率化を図る。加えて、ドライな環境のエリアを拡充することで、衛生環境を向上させる。

同時に白壁倉庫の移築も計画しており、2023年12月~2024年2月に駐車場エリアへ移築する。建屋と街の景観を維持するために、現在のまま「曳家」工法で移動させる。駐車場エリアは、白壁倉庫を利用し、工場見学受け入れ等の多目的エリアとして整備する。白壁倉庫を移築することで、新醤油製成工場への原材料の搬入と製品の出荷のための一連のトラックの動線を確保する。これにより、トラックを切替して搬出入する必要がなくなり、騒音低減や安全性を向上させる。

新醤油製成工場概要

所在地:佐賀県唐津市船宮町2318番地
敷地面積:7,889.46㎡
延べ床面積:1,726.74㎡
構造:鉄骨造2階建
屋根:鋼板
壁:ALC板
竣工式:2023年8月10日

【白壁倉庫概要】
名称:本社工場白壁第1倉庫
敷地面積:2,020.94㎡
延べ床面積:295.57㎡
構造:土蔵造 平屋建
屋根:桟瓦葺
建設:昭和5年(1930年)
移築計画:2023年12月~2024年2月

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