サッポロHD、広島・埼玉に物流拠点新設

サッポロホールディングスは3月15日、グループの物流体制再編の一環として広島県と埼玉県に新たな物流拠点を設置すると発表した。

同社グループは2020年頃から全国配送で150km圏内を上限とする物流網の再構築を進め、運行管理の可視化システムを活用しドライバーの拘束時間短縮を図っている。既存の工場や物流センターからの配送距離が長く、長距離運行による負荷増大が課題となっていた。

新設する「サッポロビール広島物流センター」(広島市西区)は倉庫面積約2300m²で、2024年4月1日に稼働する。これまで九州の日田工場から直接出荷していた広島県と島根県向けの製品を同センター経由に切り替え、ビールテイストやRTD、ワイン、洋酒、和酒など酒類の配送効率を高める。トラックドライバーの長距離運行を緩和し、トラックの回転率向上を見込む。

一方、食品・飲料分野では「ポッカサッポロフード&ビバレッジ埼玉加須物流センター」(埼玉県加須市、倉庫面積約5900m²)を2024年3月25日に稼働する。群馬県伊勢崎市の北関東物流センターから担当していたエリアの一部を移管し、茨城県、千葉県、埼玉県向けの飲料・食品配送距離を短縮する。トラックの発着や庫内作業の集中を緩和し、ドライバーの拘束時間削減につなげる。

同社は物流拠点の分散配置と運行管理の効率化を通じ、物流に関わる人手不足や働き方改革への対応を進め、持続可能な物流体制の構築を目指すとしている。

物流施設概要

◇ サッポロビール(株)広島物流センター
所在地:広島県広島市西区草津港2丁目7-5不二倉庫運輸(株)広島西営業所内
面積:約700坪(約2,300m²)※倉庫部分のみの面積
取扱商品:ビールテイスト、RTD、ワイン、洋酒、和酒などの酒類製品
配送エリア:広島県、島根県
竣工・稼働日:2024年4月1日

◇ ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)埼玉加須物流センター
所在地:埼玉県加須市道目1584-1
面積:約1,800坪(約5,900m²)※倉庫部分のみの面積
取扱商品:飲料、食品
配送エリア:茨城県、千葉県、埼玉県
竣工・稼働日:2024年3月25日

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