佐嘉酒造、佐賀に冷蔵倉庫と事務所竣工

地域みらいグループは3月9日、傘下の佐嘉酒造で冷蔵倉庫棟と事務所棟のⅠ期工事が2月に竣工したと発表した。総合設計監修・施工は住友林業が行った。

佐嘉酒造は1688年創業の酒蔵で、2023年4月から全面リニューアル工事を進めている。老朽化した設備の更新と生産・貯蔵体制の高度化、見学受け入れ機能の強化を通じて、酒造りと観光を一体化した拠点整備を目指している。

Ⅰ期工事で完成した建物は、佐賀県佐賀市久保田町の敷地内に位置し、延床面積は合計689m²。用途は冷蔵倉庫と事務所で、冷蔵倉庫棟は鉄骨造平屋、事務所棟は木造平屋(一部鉄骨)。2023年4月に着工し、2024年2月に竣工した。

冷蔵倉庫棟には最新の設備を導入し、清酒の品質維持に向けた細かな温度・湿度管理を可能にした。事務所棟はオフィスや会議室などに加え、ギャラリー兼ショップを併設し、酒蔵の景観を臨めるガラス張りの空間。生産・貯蔵機能と来訪者向け機能を同一敷地内に集約し、ブランド発信の基盤を整備した。

今後のⅡ期工事では、木造2階建ての蔵と蒸留所、鉄骨造の工場棟を新設する計画。酒造設備と蒸留設備を拡充し、清酒に加え多様な酒類を視野に入れた生産体制を構築する見通しだ。2026年春の全施設竣工を目標に段階的な投資を続ける。

敷地内では、既存の水路や樹齢100年の樹木を残しつつ建物を配置し、遊歩道やベンチを整備する計画。酒蔵見学やギャラリー機能を組み合わせ、地域の交流拠点として日本酒文化を国内外に発信する場とする。

新施設概要

所在地:佐賀県佐賀市久保田町大字新田字福富籠1640-1 他4筆
延床面積:689m²(208.69坪)
用途:冷蔵倉庫、事務所
構造・階数:冷蔵倉庫棟鉄骨造平屋、事務所棟木造平屋(一部鉄骨)
工期:2023年4月着工 2024年2月Ⅰ期工事竣工

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