エア・ウォーター、千葉県千葉市に低温物流拠点稼働

エア・ウォーターは2月26日、グループ会社のエア・ウォーター物流が千葉県千葉市に食品向け冷凍・冷蔵物流拠点「千葉低温センター」を建設し、3月1日から稼働を開始すると発表した。

同社グループは高圧ガスや一般貨物、医療物流など多角的に物流事業を展開しており、なかでも冷凍食品や加工食品需要の拡大を背景に低温食品物流事業が堅調に伸長している。関東では神奈川県厚木市の厚木低温物流センターに続く2拠点目で、全国では10拠点目の低温物流拠点となる。

千葉低温センターは、低温物流ネットワーク拡充とグループ内物流機能強化を目的に開設した。千葉市内にある高効率小型液化酸素・窒素製造装置「VSU」とシリンダーガス充填拠点「東関東ガスセンター」の敷地内に併設し、冷凍・冷蔵倉庫を備える。物流2024年問題を背景に長距離輸送の負荷が高まるなか、首都圏東部の低温物流機能を強化し、北海道・東北からの食品・原材料を集約して首都圏に輸送する拠点として位置づける。

センターでは冷凍自動倉庫による搬出入作業の自動化やデジタル機器導入による庫内作業の効率化を進め、DXで物流効率を高める。グループ内の農業・食品関連事業の物流内製化を進め、シナジー創出も図る。

また、屋根に第三者所有モデルの太陽光パネルを設置し、使用電力のグリーン化を推進する。同社グループは2026年までに太陽光発電導入容量10MWを目標としており、センターの稼働を通じてGHG排出量の削減に取り組む。全国を網羅するコールドチェーンの強化とカーボンニュートラル実現への貢献を目指す。

物流施設概要

名称:エア・ウォーター物流(株)千葉低温センター
所在地:千葉県千葉市稲毛区六方町210番地6
建物:鉄骨造2階建て(冷凍自動倉庫、冷凍庫、冷蔵庫、事務所他)
面積:敷地面積 9,959.06m²、延床面積 7,376.41m²(冷凍自動倉庫 1,675.55m²、冷蔵庫 4,434.84m²、事務所他 1,266.02m²)
投資額:約42億円

太陽光発電設備仕様
設備所有者:(株)新出光(本社:福岡市博多区、代表取締役社長兼グループCEO:出光 泰典)
設備容量:347kW
CO2削減見込:約160トン/年

稼働開始日:2025年3月1日(土)

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