阪急阪神不動産とCREら、ベトナムで物流倉庫竣工
阪急阪神不動産は1月10日、シーアールイーやシンガポール企業との共同事業として、ベトナム中部のVSIPクアンガイ工業団地とVSIPゲアン工業団地内で開発していた物流倉庫「セムコープ ロジスティクスパーク(クアンガイ)」「同(ゲアン)」が竣工したと発表した。
両物件はいずれも、製造業の進出が加速するベトナム中部に位置し、ダナン港・ダナン空港やクアロー港・ビン空港に近接するなど、輸出入の拠点にアクセスしやすい立地にある。ゲアンでは2023年にハノイとゲアン省を結ぶ高速道路が開通し、広域物流拠点としての機能強化が進んでいる。
クアンガイは敷地面積約60,100m²の1階建3棟で、賃貸面積は約33,600m²。ゲアンは敷地面積約68,200m²の1階建3棟で、賃貸面積は約39,400m²となる。いずれも2022年12月に着工し、クアンガイは2023年10月、ゲアンは2023年12月に完成した。
倉庫は高さ9m、床荷重2.0t/m²、1区画あたり電力容量300KVAの汎用仕様を採用し、1区画3,000~5,000m²のうち約200~300m²を事務所スペース。トラックバースにはドックレベラーを備え、全館LED照明の導入やベトナム・グリーン・ビルディング協会の「LOTUS SILVER」認証取得など、環境性能も高めた。敷地内にはCCTVカメラを設置し、セキュリティー対策を行った。
2物件の竣工により、出資先を通じて運営するベトナムでの物流倉庫は北部の既存施設を含め10棟となり、総賃貸面積は約13万m²に拡大した。阪急阪神不動産は海外での物流施設開発事業を通じて、ベトナムにおけるサプライチェーン需要の取り込みを進める。
物流施設概要
名称:セムコープ ロジスティクスパーク(クアンガイ)
敷地面積:約60,100m²(約18,200坪)
建物構造:1階建
棟数:3棟
賃貸面積:約33,600m²(約10,200坪)
着工:2022年12月2日
竣工:2023年10月21日