三菱マテリアル、マレーシア拠点再編
三菱マテリアルは10月28日、マレーシア・ジョホール州の子会社で銅・銅合金条のスリッター加工・販売を終了すると発表した。
伸銅品事業では、顧客発生スクラップの循環利用拡大や合金リサイクル技術の高度化を進め、高付加価値銅合金やデータセンター向け材料などの成長分野を強化している。東南アジア向け供給拠点は1995年の設立以降に事業を展開してきたが、市場・競争環境の変化やマレーシアのスクラップ輸出規制強化を受け、供給体制と資源循環のあり方を見直した。
生産・物流機能を最適化し、生産効率の向上と在庫圧縮による資本効率の改善を図る。終了後は若松製作所(福島県会津若松市)から継続供給する。
再編で生じる経営資源と生産余力は、高性能銅合金、xEV向け材料、データセンター向け材料へ重点配分し、伸銅品事業の競争力強化を目指す。
再編内容
対象会社:リョウシンドウマニュファクチュアリング社(RM社)
所在地:マレーシア・ジョホール州
対象事業:銅・銅合金条のスリッター加工および販売事業
実施内容:製造・販売の終了
今後の供給体制:若松製作所(福島県会津若松市)より継続供給
操業終了時期:2027年3月(予定)