日本曹達、二本木工場でHPC生産設備増強

日本曹達は8月6日、新潟県上越市の二本木工場で医薬品添加剤「NISSO HPC」の製造設備増強を完了し、営業運転を開始したと発表した。

医薬品分野では世界的な人口増加と高齢化を背景に需要が拡大している。NISSO HPCは医薬品、健康食品、工業用途向けに使用され、同社は医薬品添加剤の需要増に対応する。

投資額は100億円で、生産能力は従来の1.5倍に引き上げた。設備は2026年7月に操業を開始した。

増産能力の活用に向け、ドイツに技術支援拠点「NISSO CTAC EU」を2026年2月に開設した。欧米仕様の打錠機や造粒機などを導入し、欧米の製薬企業に処方開発支援や技術サービスを提供する。従来は千葉県市原市の拠点から対応しており、時差や距離による制約があった。

インドでは2026年4月から現地法人を通じた直接販売を開始した。代理店販売と併行し、現地倉庫を活用した在庫販売により供給の迅速化と需要の把握を進める。

また、NISSO HPCと食品添加剤「CELNY」で環境製品宣言の認証を取得した。セルロース誘導体での同認証取得は国内初としており、顧客のサステナビリティ調達に対応した環境データを提供する。

設備投資概要

所在地:二本木工場(新潟県上越市)
投資金額:100億円
生産能力:従来の1.5倍に増強
操業開始:2026年7月

関連ニュース

新着ニュース

データを探す

設備投資データを検索・分析 無料トライアル

注目キーワード