デクセリアルズ、鹿沼工場新棟竣工
デクセリアルズは9月14日、鹿沼事業所第2工場の新棟を竣工し、異方性導電膜(ACF)の生産を開始すると発表した。
スマートフォンや車載機器などのディスプレイ向けACFは世界シェア首位で、高精細化や高密度実装の進展、車載ディスプレイなどの需要拡大が見込まれている。安定供給と品質向上に向け、生産基盤を増強する。
2023年2月に拡張用地を取得し、2024年9月から新棟を建設していた。自動搬送ロボットや自動倉庫を導入し、ACFの生産能力を既存比約1.5倍に引き上げる。一人当たりの生産性は2倍以上を目指す。
コージェネレーションシステム、太陽光発電設備を導入したほか、耐震性能の強化、高床設計、側雷保護設備を採用した。停電や自然災害時の事業継続性を高め、需要変動への対応、生産効率向上、品質安定化を進める。
新棟にはリフレッシュルーム、約700mのウォーキングコース、緑地空間も整備し、従業員の健康維持と人材定着を図る。
新工場概要
所在地:栃木県鹿沼市さつき町12-3
新エリア敷地面積:71,000m²
新棟(3階建て)延べ床面積:24,145m²
新棟生産品目:異方性導電膜(ACF)
新棟着工日:2024年9月17日