フルヤ金属、新千歳工場を増強
フルヤ金属は9月15日、北海道千歳市の新千歳工場の竣工式を行ったと発表した。
AI普及やDXの進展を背景に先端半導体需要が拡大する中、半導体製造装置向けの高純度・高精度な温度センサーと石英保護管の安定供給を強化する。従来の千歳工場は2010年から石英加工拠点として稼働していた。今回、約45億円を投じて移転・拡張する。
新工場の敷地面積は約1万5000m²、延床面積は約6400m²。クリーンルームを備え、熱電対素線から高純度石英保護管を組み合わせた完成品までの一貫生産体制を整える。生産能力は従来比約2倍に高める。操業開始は2027年春を予定する。
新千歳空港から車で約7分の物流アクセスを生かし、顧客への迅速な供給を目指す。つくば工場との機能共有・相互補完も進め、災害時の安定供給に向けたBCPを強化する。
今後は国内装置メーカーと、拡散炉の熱効率改善部材や消費電力を抑える熱管理機材の共同開発を予定する。半導体製造時の省エネルギー化と脱炭素化への貢献を図る。
新工場概要
名称:(株)フルヤ金属 新千歳工場
所在地:北海道千歳市流通2丁目1番1(千歳流通業務団地内)
投資規模:約45億円
敷地面積:15,061.16m²
延床面積:6,413.45m²
着工:2025年3月
竣工:2026年7月
稼働:2026年秋
操業開始予定:2027年春