日本板硝子、省エネガラス向け新設備稼働
日本板硝子は6月10日、千葉事業所(千葉県市原市)で省エネガラス向けコーティング新設備の安全祈願祭を行ったと発表した。
脱炭素化の進展や建築物の省エネ基準強化を背景に、断熱性能に優れるLow-E複層ガラスの需要が拡大している。外部調達中心の体制を見直し、国内一貫生産による安定供給と競争力強化を狙い、新設備導入を決めた。今年10月1日に新型Low-Eガラスの販売を開始する予定。
新設したスパッタリングコーティング設備で順次試験生産を始める。クリア系2種類、グリーン・グレー・ブルー系各1種類の計5種類を生産する。最大6m×2.5mの大寸法ガラスにコーティング可能。
多層スパッタリング構造のLow-E膜により、日射熱取得率0.53の取り込み型から0.26の遮蔽型まで対応する。素板から二次加工までの国内一貫生産体制を確立し、需要家の仕様に合わせた供給の迅速化を図る。
設備投資概要
所在地:千葉事業所(千葉県市原市)
事業内容:高性能Low-Eガラスの製造
本格稼働:2026年5月25日(安全祈願祭)