住友電工、英国初のHVDC工場開所
住友電気工業は10月19日、英国スコットランド・ハイランド地方のニグ港に高圧直流(HVDC)海底ケーブル製造工場を開所したと発表した。
同社は英国のクリーンエネルギーを支えるサプライチェーン構築に向け、2024年5月に新工場の建設を始めた。洋上風力発電などで生産した再生可能エネルギーを需要地へ送るHVDC海底ケーブルは、長距離・大容量送電と送電損失の低減に適している。
投資額は総額3億5千万ポンド(約700億円)。英国初のHVDC海底ケーブル製造拠点で、約15haの敷地に約5万8000m²の製造スペースを設けた。長距離・大容量送電向けの525kV XLPE絶縁HVDC海底ケーブルを主力製品として生産する。
新工場稼働により、英国国内での製造・供給体制を整え、サプライチェーンの強靱化や安定供給、長期保守に対応する。全面稼働後は200人超を直接雇用し、サプライチェーンやケーブル敷設などを含め約400人の雇用創出を見込む。