日立製作所、茨城県日立市にインフラ研究拠点建設

日立製作所は5月27日、茨城県日立市に次世代型社会インフラ研究拠点「調和の丘」を建設すると発表した。

脱炭素化や資源制約の深刻化、AI活用の進展に伴う電力需要増などで社会課題が複雑化し、単一分野での解決が難しくなっていることを背景に研究投資を強化する。

新拠点では、エネルギーやモビリティ、モノづくりなど複数分野を組み合わせるコンバージェンス研究と実証を進める。電力・熱・CO2・データを一体で捉える「エネルギーNEXUS」の研究・実証や、社会インフラとAIを統合するフィジカルAI統合モデルの高度化を通じ、供給から利用・循環・制御まで含めた運用技術を開発する。

日立市と進めるスマートシティ関連の共創プロジェクトと連動し、地域のエネルギー運用高度化や再生可能エネルギーの最適利用、企業の脱炭素化支援に活用する。新研究棟を建設し、成果共有や社内外の関係者が集う場を設け、実証成果の発信と社会実装を進める。

大学や研究機関、海外機関との連携を拡大し、調和の丘をハブにオープンエコシステムを強化する。Lumada関連のデジタライズドアセット・サービス創出につなげる。

建築計画概要

場所:茨城県日立市大みか町7丁目 1番 1号(日立製作所 研究開発グループ茨城サイト大甕地区内)
建築面積:約 900 坪
延べ面積:約 2800 坪
構造:鉄骨造(一部 RC 造)
階層:低層部:3階、タワー部:7階
着工時期:2027年12月
完成時期:2030年3月

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