ヒューテックノオリン、大阪箕面に低温物流拠点を竣工

C&Fロジホールディングスは2月6日、低温食品物流子会社のヒューテックノオリンが大阪府箕面市の新基幹拠点で5日に竣工式を行ったと発表した。

ヒューテックノオリン関西支店は1994年から大阪府高石市で西日本の共同配送拠点として機能してきたが、取扱物量の増加と既存施設の賃貸借契約満了に対応するため、自社保有地に新施設を建設した。

新拠点には管理機能の「関西支店」、冷凍食品の全国共同配送を担う「近畿圏共配センター」、冷凍原材料の取扱いと加工製造を行う「関西工場」を集約した。高石市の第一センターは名称を「高石センター」に変更し業務を継続するが、共配機能は新センターに移した。

新施設は新名神高速道路「箕面とどろみIC」から約2.4kmに位置し、名神高速道路や山陽自動車道、中国自動車道にアクセス可能な交通結節点として広域配送に対応する。

近畿圏共配センターは収容能力4万9千トンと、従来拠点の約2.6倍となる当社最大の冷凍自動倉庫システムを備え、フォークリフト作業の削減などによる高効率な物流を目指す。関西工場は冷凍野菜や果実のリパックを中心に、保管倉庫と加工工場を一体化し、生産ラインを1ラインから2ラインへ増設した。品質検査室を併設し、原料から製品までの自主検査体制を整えた。

環境面では、CASBEE大阪府のAランク認証を取得した。屋上にパネル容量1009.8kWの太陽光発電設備を設置し、オンサイトPPAと環境価値付きグリーン電力の活用により、使用電力を全て再生可能エネルギー由来。冷却設備には自然冷媒を採用し、照明のLED化や日射反射性能の高い屋上防水材の採用などで消費電力を抑制した。これらを背景に、2023年には低温食品物流企業として初のグリーンローンによる資金調達を行った。

施設規模は敷地面積5万1199m²、建物延床面積3万8805m²で、冷凍自動ラック倉庫や移動ラック倉庫に加え、ドックシェルター26基、保税蔵置場、リパック工場などを備える。トラック予約受付システムや無線LANとハンディターミナルによる省力化機能も導入した。将来の事業拡張に対応できる増築余地も確保している。

物流施設概要

名称:ヒューテックノオリン 関西支店/ヒューテックノオリン 関西支店 近畿圏共配センター/ヒューテックノオリン 加工営業部 関西工場
住所:〒563-0255 大阪府箕面市森町西3丁目1-1
建物規模:(倉庫棟)2階層、(事務棟)5階層
敷地面積:51199m²
建物延床面積:38805m²(自動倉庫仮想床含む)
収容能力:49165t
設備:冷凍倉庫(自動ラック倉庫、移動ラック倉庫)/ドックシェルター26基(うちオートシェルター3基)、垂直搬送機7基、有軌道台車12台/保税蔵置場、リパック工場/太陽光発電システム

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