CRE、福岡県小郡市に物流施設竣工

CREは2月29日、福岡県小郡市で開発を進めていたBTS型物流施設「ロジスクエア福岡小郡」が竣工したと発表した。国内大手物流会社向けの専用センターとして2024年3月から稼働する。

同社は全国で物流施設開発を拡大しており、物流インフラ需要の増加を背景に九州北部エリアでの供給体制を強化する狙いがある。「ロジスクエア福岡小郡」は、九州自動車道など3高速道が交差する鳥栖ジャンクション近接の筑後小郡IC隣接地に位置し、幹線道路網や鉄道駅へのアクセスに優れる。周辺は小郡市都市計画マスタープランで工業・流通施設集積ゾーンに位置付けられている。

施設は普通倉庫棟と危険物庫棟で構成し、敷地面積は15,988.80m²、延床面積は5棟合計23,913.44m²。倉庫棟は地上4階建て(倉庫3層)で、床荷重1.5t/m²、有効高さ5.5m以上、平均照度300ルクスを確保した荷捌き仕様とし、荷物用エレベーター2基と垂直搬送機2基を備える。トラックバースには長さ10mの庇を設け、雨天時の入出庫効率を高めた。危険物庫は鉄骨造平屋建て4棟。

将来の増設ニーズを見込み、事務室や庫内トイレ増設、空調設備導入時の配管ルートや室外機置場をあらかじめ計画し、専用BTSでありながら他用途にも対応しやすい汎用性を持たせた。環境面では全館LED照明や人感センサー、節水型衛生器具を導入し、事務所・エントランス天井に九州産天然木材型枠材を内装仕上げとして活用することで炭素固定を図った。BELS評価で★★★★★、CASBEE-建築(新築)でAランクを取得した。

今後はグループ会社による太陽光発電システムを屋根面に導入し、発電した電力を施設内で自家消費する計画。CREは首都圏に加え全国の物流適地で開発を進めており、「ロジスクエア」シリーズを通じて物流不動産の供給体制を拡充する方針だ。

物流施設概要

施設名称:ロジスクエア福岡小郡
所在地:福岡県小郡市山隈
敷地面積:15,988.80m²(4,836.61坪)
用途地域:なし(市街化調整区域)
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造規模:普通倉庫 柱 鉄筋コンクリート造+梁 鉄骨造(最上階のみ柱 鉄骨造)、地上4階建て(倉庫部分3層)、危険物倉庫 鉄骨造 平屋建て4棟
延ベ面積:5棟合計23,913.44m²(7,233.81坪)
設計施工:(株)松尾建設
着工:2022年12月7日
竣工:2024年2月29日

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