DIC子会社、米国でキナクリドン増産投資

DICは3月2日、子会社のサンケミカルが米国デラウェア州ニューポート拠点に約1000万米ドル(約15億円)を投じ、キナクリドン顔料の生産能力を拡大すると発表した。

サンケミカルはキナクリドン顔料で高いシェアを持ち、需要増加を背景に安定供給体制の強化が課題となっていた。ニューポート拠点では老朽設備の更新余地もあり、生産プロセスの効率化が求められていた。

今回の投資では、同社独自の製造プロセスを活用しつつ、重点的な設備更新を行う。生産能力を最適化し、キナクリドン顔料の安定供給を図るとともに、プラントの安全性向上も見込む。

サンケミカルは製造拠点の拡大・近代化を進め、信頼性と事業運営の効率を高める方針。環境・性能面での基準を維持しながら、顧客ニーズの変化に対応できる生産体制を構築する。今回の投資を通じて、グローバルな製造基盤を強化し、中高級顔料分野でのリーダーシップを一段と高める。

設備投資概要

所在地:米国デラウェア州ニューポート
投資額:約1000万米ドル(15億円)
事業内容:キナクリドン顔料の生産

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