清水建設、大阪府松原市で物流施設着工

清水建設は11月26日、大阪府松原市にマルチテナント型物流施設「S・LOGI松原」を建設すると発表した。自社開発の賃貸物流施設「S・LOGI」シリーズの第9弾で、関西圏では初の開発案件となる。2026年5月の竣工と賃貸開始を見込む。

計画地は大阪市中心部から10km圏内の松原市三宅西土地区画整理事業地内に位置する。阪神高速6号大和川線「三宅西」ICに近接し、14号松原線「三宅」ICからも1km圏内にあり、大阪市中心部や大阪港湾部、関西広域へのアクセスに優位性を持つ。

施設は地上4階建てで、延床面積は116,509.72m²。1フロア約7,000坪のプレートを確保し、各階を3分割することで最大12テナントの入居を可能とする。大型車両が各フロアへ直接乗り入れできるダブルランプウェイを採用し、4,500kWの特別高圧電力を建物内に引き込む計画。

防災面では、200年に1度の水害に対応した高床式トラックバースを採用し、停電時に72時間稼働できる非常用発電設備を導入する。共用部には無人コンビニやカフェテリアスペースなどを整備し、就業環境の向上も図る。

環境対応として、施設で使用する電力の全量を再生可能エネルギー由来のグリーン電力で賄う計画。屋上に太陽光パネルを設置し、その発電電力に加え、同社子会社が供給する太陽光やバイオマスなど自然エネルギー由来の電力を活用する。

清水建設は2007年から「S・LOGI」シリーズの賃貸事業を展開しており、首都圏や福岡での開発実績を持つ。今後も首都圏、中部圏、関西圏、福岡圏を中心に、開発・設計・施工・運営管理を一体で行う体制を生かし、物流施設の開発を進める方針だ。

物流施設概要

建設地:大阪府松原市三宅西7丁目
規模:延床面積116,509.72m²、貸床面積95,514.81m²、地上4階
構造:鉄骨造
用途:物流倉庫、事務所、駐車場
設計・施工:清水建設(株)
工期:2024年11月~2026年5月

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