日本GLP、大阪市東住吉区で物流施設着工
日本GLPは11月20日、大阪市東住吉区で延床面積約3万1000m²の先進的物流施設「GLP大阪Ⅲ」を着工したと発表した。「GLP大阪市東住吉区まちづくりプロジェクト」の第1棟目で、2026年1月末の竣工を予定する。
大阪市東住吉区矢田南部地域は、大和川や幹線道路への近接性を生かした広域配送と、大阪都心や関西主要都市向けのラストワンマイル需要が高いエリアとなっている。大阪南港や関西国際空港へのアクセスも容易で、チルド食品や航空貨物など多様な物流ニーズへの対応拠点の整備が課題となっていた。周辺は住宅地が広がり、雇用面でもポテンシャルが高い地域でもある。
新施設は地上4階建てのボックス型物流施設で、床荷重1.5t/m²、有効天井高5.5mを確保し、重量物にも対応する。荷物用エレベーター2基と垂直搬送機6基を備え、13mのトラックバースを設けることでウイングトレーラーの入出庫にも対応する。マルカミ物流が1棟全体を専用利用し、大阪市内南エリアにおける最大のハブ拠点として運用する計画だ。
施設では、浸水を考慮した受変電設備の設置などBCP対応を図るほか、LED照明や人感センサー付き照明、リサイクル建材の採用などで環境負荷低減を目指す。CASBEE認証、ZEB Ready認証、BELS 5Star認証の取得を予定する。
同プロジェクトは、約5万6000m²の地区で物流施設2棟と商業施設から成る「にぎわいゾーン」と、公園やスポーツ機能を備えた「憩いとうるおい・スポーツゾーン」を一体的に整備する計画となっている。日本GLPは区画整理事業の施行者として、物流・商業機能の集積による経済効果の創出と、公園整備などを通じた生活環境の向上を両立させる開発を進める。
物流施設概要
施設名:GLP 大阪Ⅲ
所在地:大阪府大阪市東住吉区矢田5丁目
敷地面積:約14300m²
延床面積:約31000m²
構造:地上4階建て、耐震S造
認証取得:CASBEE認証、ZEB Ready認証、BELS 5Star認証(予定)
着工:2024年10月
竣工:2026年1月末(予定)