成田国際空港、成田空港貨物ターミナル内に新貨物ビル建設

成田国際空港は9月20日、成田空港の貨物施設の分散や狭隘化に対応するため、貨物ターミナル内に第8貨物ビルを新設すると発表した。

同施設は全日本空輸(株)(ANA)に貸与され、ANAの最大規模の貨物上屋となる

全日本空輸(株)は成田空港内で6カ所の貨物上屋を使用していが、新設される第8貨物ビルは、第7貨物ビルと共に貨物上屋を集約し、ハンドリング体制の効率化を図る。これにより、貨物受け渡しを1つの上屋で完結させ、アジアと北米間の三国間貨物の取り扱いが効率的になるほか、最新設備を備えた新たなオペレーションが導入され、省人化や作業効率の向上を見込む。

同施設内には、医薬品や生鮮品などの温度管理が求められる輸送ニーズに対応するため、温度管理施設が拡充されている。全日本空輸(株)は既にCEIVPharmaやCEIVFresh認証を取得しており、品質の高いサービスを提供する。また、自動搬送車(AGV)の導入により、貨物の搬送作業が自動化され、自動ULDラックも設置することで、さらなるオペレーションの品質向上と省人化が進む見通し。

環境配慮の設計では、「ZEBOriented」認証を取得したほか、高効率の空調設備や断熱性能の高い建材が採用され、太陽光発電システムが導入される予定。同社は成田空港のサステナビリティを推進し、2050年までにCO₂排出量を50%削減する目標を掲げている。

新貨物ビル概要

施設名:第8貨物ビル
規模:鉄骨造2階建、延べ面積:約6.1万m²(うち、上屋面積:約3.8万m²)
取扱貨物:輸出貨物・輸入貨物・三国間貨物・国内貨物
供用日:2024年10月(予定)

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