大阪チタニウムテクノロジーズ、スポンジチタン新工場着工
大阪チタニウムテクノロジーズは6月9日、スポンジチタン新工場の地鎮祭を行ったと発表した。
民間航空機の生産・運航機数の増加やエンジンMRO(メンテナンス・リペア・オーバーホール)需要の拡大を背景に、航空・宇宙・防衛向けを中心としたチタン需要の伸長を見込む。2024年9月に新工場建設による能力増強計画を公表し、基本設計などの準備が整ったため着工段階に入った。
足元では、ボーイング社での品質問題や、航空機サプライチェーンにおける在庫調整の影響を受けているが、これらは一過性の問題と認識しており、今後さらなるチタン需要の拡大を見込んでいる。
新工場の投資額は約390億円で、スポンジチタンの生産能力を現行の年4万tから年5万tへ1万t引き上げる。2027年度末までの完工を目指す。
計画は経済安全保障推進法に基づく特定重要物資の供給確保計画として経済産業省の認定を受け、NEDOの安定供給確保支援基金事業費助成金として約80億円を受け取る。自動化や省エネ技術の導入も進め、高い品質競争力とコスト競争力を有する世界最新鋭のスポンジチタン工場とする。
設備投資概要
生産能力増強規模:4万トン/年→5万トン/年(+1万トン)
投資額:約390億円
助成金の額:約80億円(NEDOの安定供給確保支援基金事業費助成金)
完工予定:2027年度末迄