多木化学、本社工場で水処理薬剤の設備増強

多木化学は7月21日、本社工場で水処理薬剤「超高塩基度ポリ塩化アルミニウム(PAC700A)」の製造設備を増強すると発表した。

国内PAC市場は年間約59万t規模で推移し、気候変動に伴う原水水質の悪化対応などを背景に高機能品の需要が拡大している。同社は販売数量の伸長を受け、近畿・中四国・東海を中心とした需要増に対応する。

投資額は約30億円。PAC700Aの生産能力を年約4万t増やし、現行比約2倍とする。増強分は市場規模の約7%に相当する。2028年7月の完成を予定している。

同社は国内PAC市場で30%超のシェアを持つ。千葉工場の増強完了や九州工場の増強工事に加え、本社工場の増強で全国の供給体制を強化し、国内シェア50%を目指す。

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