トナミ運輸、奈良県天理市に新物流拠点開設

トナミホールディングスは4月1日、グループ中核のトナミ運輸が奈良県天理市に新たな物流拠点「新奈良事業所」を開設すると発表した。

トナミ運輸は特別積合せ事業とロジスティクス事業を展開しており、関西地区での物流機能の拡充が課題となっていた。第23次中期経営計画で掲げる「収益成長事業への積極投資」と「事業・業容の拡大」を背景に、現行の奈良営業所と奈良第2流通センター(大和郡山市小泉町1119-1)を移転・統合し、新拠点を設けた。

新奈良事業所は特別積合せ拠点と倉庫機能を併せ持つ複合型物流施設。1階に特積み事業所と倉庫荷捌き場を配置し、2階に広さを確保した倉庫を設けることで、入出荷オペレーションと保管・管理の効率化を図る。

管理棟には2階に食堂や休憩室、女性専用のシャワー室とロッカー室、3階に仮眠室、浴室・シャワー室、洗面・洗濯室を備え、ドライバーや従業員の労働環境を整備した。

環境対応として屋上に自家消費型太陽光発電設備を設置し、新拠点の電力に充てるほか、余剰電力を託送して大阪中央支店の電力使用量の一部も再生可能エネルギーで賄う体制を構築し、脱炭素化を進める。

西名阪自動車道「郡山IC」から約5kmに位置し、関西圏と中京エリアへのアクセス性を確保した。新拠点を全国配送も視野に入れた戦略的物流拠点と位置づけ、グループのネットワークを活用した輸配送と保管需要の取り込みを狙う。

物流施設概要

名称:新奈良事業所(2事業所を併設した複合施設)
◇特別積合せ事業:奈良支店(1F)
◇ロジスティクス事業:奈良第2流通センター(1F・2F)
所在地:奈良県天理市庵治町670-1
敷地面積:33,652m²(10,179坪)
延床面積:20,219m²(6,116坪)
建物構造:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)
設備:貨物エレベーター2基、垂直搬送機2基、トラックバース数:集配車28台、運行車33台、洗車場、自家用給油施設、非常用発電設備、太陽光発電(自家発電用)
事業開始:2025年5月7日

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