日本GLP、大阪南港で冷凍物流施設着工
日本GLPは6月10日、大阪府大阪市で全館冷凍・冷蔵マルチテナント型物流施設「GLP南港Ⅱ」を着工したと発表した。
冷凍食品市場の拡大で保管需要が増加しており、同社は2017年以降、冷凍・冷蔵物流施設の開発を強化してきた。これまでに33物件・約83万m²の冷凍・冷蔵関連施設を手掛けており、今回の新施設もその一環となる。
GLP南港Ⅱは大阪市の南港エリアに立地し、阪神高速4号湾岸線「南港北IC」から約4.9kmと近接するほか、複数の高速道路ジャンクションに近い。大阪都市圏に加え、兵庫、京都、奈良など関西一円への配送に適した立地。大阪湾岸のコンテナターミナルへのアクセスも良く、輸入・通関・検疫・流通加工・配送までを1拠点で完結できる冷凍・冷蔵物流施設とする。
施設は地上5階建て、延床面積約2万1000m²で、最大2テナントが入居可能な保管型全館冷凍・冷蔵仕様。収容能力約2万5000tを確保し、2~4階の冷凍庫エリアは有効天井高6.0m、床荷重2.0t/m²とすることでパレット積載率向上や移動ラック設置に対応する。1階荷捌きエリアには断熱材を標準装備し、将来の冷凍・冷蔵設備後付けにも対応できる設計。
環境・BCP対応として、キュービクルや冷却設備を想定高潮位より高い位置に設置し、搬送機器の制御盤を上階に配置するなど浸水・液状化対策を行う。高効率型自然冷媒冷凍機や太陽光発電設備、全館LEDを導入し、CASBEE認証Aランク以上の取得を目指す。竣工は2026年12月の予定。
物流施設概要
施設名:GLP 南港Ⅱ
所在地:大阪府大阪市住之江区南港北3-8-2
敷地面積:約7,000m²
延床面積:約21,000m²
収容能力:約25,000t
構造:地上5階建て(1-4階:倉庫、5階:事務所)、耐震S造
認証取得:CASBEE認証(Aランク以上)(予定)
設計・施工:東洋建設(株)
着工:2025年6月
竣工:2026年12月(予定)