共英製鋼、米国工場投資を増額
共英製鋼は7月31日、米国テキサス州の連結子会社Vinton Steel LLCで進める製鋼工場新設と圧延設備改造の投資額を4億3700万米ドルに増額すると発表した。
中期経営計画で北米事業の強化を掲げる中、老朽化した設備を更新し、生産性向上による収益の改善・安定化を目指す。製鋼設備と圧延設備の年産能力はいずれも36万ネットトンで、鉄筋棒鋼と鉄球用丸鋼を生産する。
米国のインフレ、中東情勢に伴う建設資材価格と物流費の上昇、テキサス州周辺での大型建設需要拡大による工事費増を受け、投資額は従来計画の3億2700万米ドルから増加する。資金は自己資金と銀行借入などを組み合わせて調達する。
建設工事の開始は2026年7月、新製鋼工場の稼働は2027年7月に変更した。一貫商業生産の開始は2027年10月を維持する。直送ビレット溶接・圧延技術を活用し、北米事業の基幹工場として整備する。
設備投資概要
設備投資:(1) 製鋼工場新設(Tenova社製)
:(2) 既存圧延設備 大幅改造(Pomini Long Rolling Mills社製)
:設計・エンジニアリングはTechint E&C社にて行う
投資総額:4億3700万米ドル
生産能力:製鋼設備 36万ネットトン/年
圧延設備 36万ネットトン/年
生産品目:鉄筋棒鋼、鉄球用丸鋼
建設工事開始:2026年7月
新製鋼工場の稼働開始:2027年7月
新ラインでの一貫商業生産開始:2027年10月
※基礎工事等については予定通り完了