川崎重工、郡山市にごみ排ガスCO2回収実証設備
川崎重工業は6月3日、郡山市富久山クリーンセンターで、ごみ焼却の燃焼排ガスを対象としたCO2分離回収の実証試験を開始したと発表した。
同社と郡山市は2023年度から、ごみ焼却施設排ガスへの適用性を評価する基礎試験や評価試験を進めてきた。試験結果を踏まえ、2025年11月に同センター内で「Kawasaki CO2 Capture(KCC)」を適用した実証設備の建設に着手し、2026年5月に完成した。
実証では、ごみ焼却施設から発生する実排ガスを回収しながら、CO2分離回収技術の運用面・設備面の課題を抽出し、解決に向けた検討を行う。同社にとって、ごみ焼却の燃焼排ガスを対象としたCO2分離回収技術の実証は初となる。
郡山市、エア・ウォーター東日本、東部ガス、日東紡績と連携協定を結び、回収したCO2を資源として活用する「郡山モデル」の実現に向けた取り組みも進める。