日本GLP、大阪で大規模物流施設を全棟完成

日本GLPは8月7日、大阪府茨木市で開発していた大規模多機能型物流施設「GLP ALFALINK 茨木」が全棟完成したと発表した。

同施設は「ALFALINK」ブランドの第3弾で関西初展開となる物流拠点で、名神高速などが交わる吹田JCTから約6.2kmに位置し、2時間圏で11府県・約2,800万人をカバーする立地。総延床面積は約320,000m²、総投資額は約800億円となる。

今回竣工した「GLP ALFALINK 茨木3」は延床面積約115,000m²の地上6階建てマルチテナント型施設で、1階に両面バース、2~6階に片面バースとダブルランプウェイを備え、効率的な入出庫を可能にした。1階には冷凍・冷蔵対応区画を整備し、食品系など多様な荷物ニーズに対応する。竣工時点で6社と賃貸借契約を締結し、最終一区画を残し92%が契約済みとなっている。「GLP ALFALINK 茨木」全体では97%の契約率。

施設群は茨木市の土地区画整理事業「イコクルいばらき」の一部として大型商業施設と一体開発され、共用棟やブリッジで各棟を結び、人や物流の動線を分離しつつ回遊性を高めた。敷地内にはカフェやコンビニ、ラウンジ、公園などを設け、総雇用約2,000人を見込む就労環境を整備する。

屋上には自家消費型太陽光発電(総容量約6,900MW)を設置し、館内電力の一部を賄う計画としたほか、雨水・井水をトイレ洗浄水に利用し給水量の約70%を削減する設計。環境認証としてLEED GOLDとZEBの取得を予定する。

防災面では免震PC造を採用し、非常用発電機や防災センターを2階以上に配置するなどBCP対応を強化した。大阪府茨木市、摂津市と水害時の緊急一時避難場所としての使用協定を結び、地域の防災拠点としての機能も持たせる。

物流施設概要

施設名:GLP ALFALINK 茨木3
所在地:大阪府茨木市南目垣三丁目2番1号
敷地面積:46,802.83m²
延床面積:115,383.39m²
構造:地上6階建て、PC免震造
認証取得:LEED GOLD認証(予定)、ZEB認証(予定)
設計・施工:(株)熊谷組・南海辰村建設(株)共同建設企業体
着工:2023年11月
竣工:2025年7月

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