富士フイルム、大分工場の新棟竣工

富士フイルムは8月21日、大分県大分市の富士フイルムエレクトロニクスマテリアルズ大分工場で、ポストCMPクリーナー製造用の新棟を8月に稼働開始したと発表した。

AIや5G、IoTの普及を背景に、AI半導体など先端半導体の需要が急増している。半導体材料事業は2021年度から2025年度に売上高が年平均約20%で成長しており、同社は2021年度から2024年度に1000億円超の成長投資を行った。

新棟は延床面積約3600m²、地上4階の鉄骨造で、建屋・装置を含む投資額は約70億円。最先端半導体材料向けの自動生産設備と品質評価機器を導入し、CMP研磨後の金属表面を洗浄するポストCMPクリーナーの製造・品質検査を担う。

新棟の稼働により、大分工場の同製品の製造能力を従来の3倍に拡大する。AIデータセンター向けを含む先端半導体の需要増に対応し、欧米・アジアなどの顧客向け販売拡大を図る。2030年度の同製品の売上高は、2024年度比で2倍以上を見込む。

屋根には太陽光発電パネルを設置し、工場使用電力の再生可能エネルギーへの切り替えを進め、温室効果ガス排出量の削減にも取り組む。

新工場概要

場所:大分県大分市大字下郡字中新地3410-2(FFEM大分工場内)
投資金額:約70億円(建屋、装置など)
延床面積:約3,600m²
構造:鉄骨造
階数:地上4階
用途:ポストCMPクリーナーの製造・品質検査、オフィス
稼働開始時期:2026年8月

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