プロロジス、岩手県矢巾町の物流施設で複数社と賃貸契約締結
プロロジスは2月10日、岩手県矢巾町のマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク盛岡」で共同物流サービスなど複数企業と賃貸契約を締結したと発表した。
共同物流サービスは約2万6000m²を賃借し、北海道・東北地方でスーパーを展開する流通グループ傘下2社の食品保管・配送センターを運営する。同グループは青森県と岩手県に分散していた物流拠点を統合し、青森県八戸市の既存拠点とプロロジスパーク盛岡の2拠点体制とすることで、物流の2024年問題を背景とした輸送能力不足に対応し、配送効率の向上を図る計画だ。
施設選定では、東北全域へのアクセスの良さに加え、大型マテリアルハンドリング機器や自動倉庫に対応可能な建物性能を評価した。物流業務の開始は2026年秋を予定する。
同時期に企業間物流大手や梱包資材メーカーも荷主在庫管理拠点として入居を決定し、施設全体の賃貸面積の約75%で入居企業が内定した。引き続きテナント募集を行う。
プロロジスパーク盛岡は地上3階建てで延床面積約10万m²と東北地域で最大級の賃貸用物流施設となる。各階に45フィートコンテナセミトレーラーが直接アクセスできるスロープを備え、寒冷地対策やカフェテリア、コンビニエンスストアなども整備した。東北縦貫自動車道盛岡南ICから約4.7kmに位置し、東北3県を含む広域配送拠点として2024年問題への対応策としても注目されている。
プロロジスは東北で複数の物流施設を開発・運営しており、岩手県金ケ崎町での新たなマルチテナント型施設が2026年1月に竣工予定のほか、宮城県仙台市や福島県郡山市で新規プロジェクトを計画し、入居企業を募集している。