野村不動産とIHI、神奈川県横浜市に大規模物流施設

IHIと野村不動産は9月13日、物流業界の労働力不足解消と効率化を目的とした大規模物流施設「(仮称)Landport横浜杉田」(横浜市金沢区)の開発開始を発表した。

両社の物流施設開発での協業は今回が初めてであり、IHIグループの技術力と野村不動産の物流施設運営ノウハウを融合し、物流業界の課題解決への貢献を目指す。

同施設の立地は首都高速湾岸線「杉田IC」から約0.9kmと至近で、横浜や東京都内への配送に適した立地となる。1階部分には両面バースを設置し、宅配・配送事業者の入居を想定した設計とすることで、配送効率を向上させる。また、各フロアから1階へ荷物を移動できる搬送機を導入し、施設内の動線も最適化する。物流効率化・省人化の観点では、賃貸物流施設として初めて立体型自動倉庫を施設内にビルトインする。保管は最大5,000パレット可能で、複数企業によるシェアリング利用を前提としており、季節や生産の波動に応じた柔軟な保管容量の確保が可能となる。また、ECテナント向けに必要な自動化機器のシェアリング導入も検討されている。

災害時の事業継続性にも配慮し、免震構造の採用、防災備蓄庫(80㎡超)、72時間稼働可能な非常用発電機の設置、津波対策を実施することで、被害を最小限に抑える設計となっている。また、環境への配慮としては、屋上に太陽光パネルを設置し、内装には木材や再生材料を活用することで、持続可能な施設づくりを進める。

新物流施設建設概要

物件名:(仮称)Landport横浜杉田
所在地:神奈川県横浜市金沢区昭和町3174
敷地面積:71,034.94㎡(21,488.06坪)
延床面積:約163,000㎡(約49,000坪)
構造・規模:RCS造 地上4階建・免震
着工:2023年4月(予定)
竣工:2025年2月(予定)

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