日販グループHD、本社社屋と物流センターを改装
日販グループホールディングスは3月9日、従業員の働きやすさ向上や職場環境の改善、社内外との共創機会創出を目的に、本社社屋と王子流通センターの一部をリニューアルし、稼働開始したことを発表した。
これはESG(環境・社会・ガバナンス)を重視した経営の一環で、特に「S(社会)」領域で、働く環境づくりを通じて企業の成長を目指すもの。
本社では、ハイブリッドワーク時代に即したオフィス環境を整備し、7階には自発的な学びや交流を促すライブラリーとイベントスペースを設け、従業員の成長や外部との連携を支援する。会議室にはICT機器を備え、ハイブリッド会議にも対応。円卓やリラックスできるラウンジも用意し、対話の質を高めているほか、偶発的なコミュニケーションを促すカフェスペースや、設置型社食サービスを導入し、社員の健康にも配慮。さらに、家具には再生素材や長寿命製品を採用し、サステナブルな設計としている。
流通センターでは、「働く人にやさしい物流」と「環境との共生」をテーマに、食堂や休憩所のリニューアル、屋上緑化を実施。トラック発着の効率化や再エネ導入により、環境負荷を軽減している。
今後は地域住民との交流の場としても活用し、より開かれた物流拠点を目指している。
同社は取り組みを通じ持続可能な社会の実現と出版流通の安定的発展を推進していくとしている。