リスパック、関西工場に60億円投資

リスパックは8月25日、関西工場の第2期工事に60億円を投じ、バイオマスプラスチック食品容器の増産とスマートファクトリー化を進めると発表した。

2026年春以降の中東情勢の混乱で、プラスチック原料の基礎原料であるナフサの調達リスクが顕在化した。脱ナフサや資源自立化への関心が高まるほか、国内では改正資源有効利用促進法の施行により再生可能資源の活用拡大が求められている。

関西工場は2024年4月に稼働。バイオマスプラスチック食品容器の品ぞろえは、稼働時の9素材、4600アイテムから11素材、5400アイテムへ拡大している。需要増を受け、当初計画していた設備拡張を前倒しする。

投資では生産・物流インフラを拡張し、工程自動化、AIやロボットの活用を進める。生産能力の増強に加え、品質向上とコスト競争力の強化、安定供給体制の構築を図る。

植物由来バイオマスプラスチック製品は容器売上全体の65%を占める。弁当容器向けPPFは全製品で植物由来素材を採用しており、透明容器向けA-PETも順次切り替える。バイオマスプラスチック製品の売上比率を80%まで高める計画。

リスパック関西工場「第2期工事」の概要

投資規模・内容:60億円(成形エリア新設、自動ラック倉庫増設、既存工場のスクラップ&ビルド)
生産能力:既存設備比で約1.5倍の生産能力および人員配置最適化による大幅なコスト改善
バイオマスプラスチックの売上構成比:全容器売上に占めるバイオマスプラスチック容器比率を現在の65%から80%へ引き上げ
増築着工:2026年12月
本格稼働(予定):2028年

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