KIC、埼玉県春日部市で新物流施設竣工

KICホールディングスは2月28日、埼玉県春日部市で開発を進めていた物流施設「KIC 春日部ディストリビューションセンター2」が竣工したと発表した。

同社は首都圏を中心に物流施設開発を行っており、埼玉東部エリアから千葉県・茨城県を広域にカバーできる物流拠点の整備を進めてきた。新施設は東北道「岩槻IC」と圏央道「幸手IC」から約10km、国道16号と新4号国道「庄和IC」から約0.7km、東武アーバンパークライン「藤の牛島駅」から約1kmに位置し、広域配送拠点としての需要に対応する。

施設には太陽光発電設備を活用した複合型電力供給システム「Hybrid Electric Supply」を導入した。再生可能エネルギーによる発電電力をテナントが直接消費できる地産地消型とし、蓄電池を組み合わせることで停電時にも一定の電力を確保するBCP対応型。環境負荷低減と電力コスト抑制を図るとともに、災害時の事業継続性を高める。

同社グループは同じ春日部市で冷凍冷蔵型物流施設「KICフレックス・コールド」の開発も進めている。今後は冷凍冷蔵施設やデータセンターなどテナントニーズの高い分野への投資を拡大し、首都圏に加えて地方での物流施設開発も行う方針。開発にあたっては環境配慮と地域との共生を重視し、事業の拡大と企業価値向上を目指す。

物流施設概要

所在地:埼玉県春日部市下柳1537-1他(地番)
敷地面積:9,950.55m²(約3,010.04坪)
用途地域:市街化調整区域(都市計画法第34条12号)
建物構造:鉄骨造
階数:地上4階
賃貸面積:18,095.53m²(約5,473.89坪)
着工:2023年12月
竣工:2025年2月末

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