大和物流、北海道北広島市に札幌物流センター開設
大和物流は3月27日、北海道北広島市で物流施設「DPL札幌南Ⅲ」を全棟賃借し、「札幌物流センター」を4月1日に開設すると発表した。現在の札幌物流センターは「恵庭物流センター」に改称する。
物流業界では「2024年問題」やトラックドライバー不足が深刻化しており、広域かつ人口密度の低い北海道では長距離便や積載効率の低い便が増加するなど課題が顕在化している。同社は2009年から北海道内で建材のエリア共同配送しているが、異業種との連携を強化し共同配送サービスを拡充する方針。新センターでは建材に加え、食品や日用品、機械など多様な荷主の貨物を取り扱い、道内のエリア共同配送網の構築を進める。
北海道では半導体関連企業の進出や北海道新幹線札幌延伸、札幌駅前再開発事業により物流需要の増加が見込まれている。建材資材や電設工事関連を中心に保管・納品ニーズが高まりつつあり、新センターを拠点に道内物流基盤の再構築を目指す。
新センターは道央自動車道輪厚スマートICから約2km、北広島ICから約3kmに位置し、国道36号線にも近接する。札幌市など道内主要都市に加え、新千歳空港や苫小牧港へのアクセスにも優れ、陸・海・空を組み合わせた広域物流拠点として機能させる。
建物は1フロア約1万6500m²超の大空間を有し、柔軟なレイアウト設計や効率的な庫内オペレーション構築が可能。トラックバースは北東・南西両面に高床式を採用し、積み下ろし効率の向上と浸水・湿気リスクの低減を図る。精密機械や食品など湿気に弱い貨物の保管にも対応する。さらにドックレベラーを4基備え、海上コンテナからフォークリフトで直接庫内搬入が可能な設備仕様。
物流施設概要
名称:大和物流株式会社「札幌物流センター」※
所在地:北海道北広島市輪厚工業団地2丁目1-3
敷地面積:29,073.81m²(8,794.82坪)
延床面積:17,919.75m²(5,420.72坪)
構造:鉄骨造平屋建て
バース形状:高床式両面(H=1.0m)/接車台数36台
床荷重:1.5t/m²
梁下有効高:6.5m
アクセス:道央自動車道「輪厚スマートインターチェンジ」から約2.0km/道央自動車道「北広島インターチェンジ」から約3.0km
最寄り駅:JR北海道千歳線「北広島駅」から約9.2km
運営:大和物流(株)
物流センターURL:https://www.daiwabutsuryu.co.jp/center/sapporo
※ 現在の「札幌物流センター」は「恵庭物流センター」に名称変更をします
開設:2025年4月1日