日本出版販売、埼玉県新座市に新物流拠点開設

日本出版販売は物流再編プログラムの第一弾として、埼玉県新座市に新しい物流拠点の開設を発表した。

同拠点にはロボティクス技術、特にGTP(Goodsto Person)システムを先行導入し、商品ピッキング作業の生産性を現状の約3倍に向上させることを目指す。この技術により、作業者が移動する距離を削減し、身体的な負担を軽減する。また、グループ共通の新しい倉庫管理システムを導入し、業務フローの標準化と効率的な物流サービスの提供を実現する。

さらに、この新拠点は、半径3km圏内に日販グループの他の拠点と出版社の倉庫が集積しており、物流の効率化が期待されている。拠点間輸送距離の短縮や繁忙期の作業スペース・人員の融通が可能になるほか、近隣の出版社との物流連携も検討されている。

新拠点は法令で定められた耐火性能に加えて、耐震性、強度、遮熱性、遮音性にも優れ、安全で快適な就業環境を提供するさらに、災害時には備蓄品を活用し、従業員だけでなく近隣住民への支援も想定されている。

立地は埼玉県新座市中野1丁目13-20で、延床面積は7,670坪。2024年10月から順次稼働を開始し、主に文具・雑貨商品等の保管、仕分け、出荷を行う。また、出版業界向けの物流受託事業を拡張し、他社からの物流業務受託(3PL)にも対応する

今後、導入するロボティクス技術や倉庫管理システムは、今後5年程度の間にグループ内の他の物流拠点にも展開予定。これにより、物流の効率化とコスト低減を実現し、経年劣化が進む出版流通を高度化された物流システムへと進化させていく。また、日本政府が推進するフィジカルインターネットの実現にも対応できる柔軟でしなやかな物流体制を構築を目指している。

新物流拠点概要

名称(仮):2024年度 新拠点(名称は今後発表)
所在地:埼玉県新座市中野1丁目13-20
延床面積:25,367m²
主要業務:文具雑貨商品等の保管および仕分・出荷 出版社様からの物流受託事業の拡張 他社からの物流業務受託(3PL)
稼働予定:2024年10月より順次

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