プロロジス、愛知・東海市で物流施設着工

プロロジスは8月27日、愛知県東海市でマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク東海1」の起工式を行ったと発表した。

愛知県南部・三河エリアは大型賃貸物流施設が少なく、自動車関連や製造業、輸出入事業、一般消費財、Eコマースなどから需要が高まっている。開発地は名鉄常滑線太田川駅から徒歩8分で、名鉄名古屋駅まで最短17分と通勤利便性に優れる。伊勢湾岸自動車道と名古屋高速4号東海線が接続する東海JCTから4.3km、西知多産業道路加家ICから1.8kmに位置し、名古屋市中心部へ30分で到達できるほか、新東名高速道や新名神高速道を利用した東西広域配送にも適した立地となる。2027年度には西側隣接地に西知多産業道路の新IC(仮称「大田IC」)開設が予定され、中部国際空港へ約20分でアクセス可能となる見込みだ。

プロロジスパーク東海1は、約72,800m²の敷地に4階建て、延床約160,900m²のマルチテナント型物流施設として開発する。45フィートコンテナ対応の大型車両が各階にアクセスできるダブルランプウェイを備えた中央車路型とし、敷地内は一方通行で車両動線を最適化する。1フロア最大約10,000坪、4階は最小区画800坪からの分割に対応し、倉庫内空調や大型ファンの導入を検討する。最上階には従業員向けカフェテリア2カ所を設ける計画だ。

造成により地盤レベルを高め、高潮や洪水時にも中央車路を含め浸水リスクのない仕様とする。中部地方における災害時拠点施設と位置づけ、非常用発電機と地下オイルタンクを設置し、防災センターや入居企業事務所などへ最大約7日分の電力供給を可能とする。断水時には受水槽から共用トイレへの給水を行い、約30日分を確保する計画だ。緊急地震速報や災害用無線機、備蓄型簡易トイレなどBCP関連設備も標準装備とする。

環境面では、基礎・鉄骨にGHG排出を抑えた資材を採用し、屋根面への太陽光発電設備やEV充電設備の設置を検討している。同一街区にはホームセンター、ショッピングモール、大学新キャンパス、住宅、ホテルなどが立地予定で、敷地内にイベント等に活用できる広場を整備し、地域と連携したまちづくりに取り組む。

隣接地では、約29,300m²の敷地に4階建て、延床約63,700m²のBTS型物流施設「プロロジスパーク東海2」の開発も予定する。入居企業の要望に応じて冷凍・冷蔵倉庫や高床耐荷重などの特殊仕様に対応する計画で、東海1とあわせて入居企業の募集を行う。

物流施設概要

名 称:プロロジスパーク東海 1
開 発 地:愛知県東海市「東海太田川駅西土地区画整理事業」区域内
構 造:地上4階建、鉄骨造
敷地面積:約72,800m²(約22,000坪)
延床面積:約160,900m²(約48,700坪)
着 工:2025年8月
竣工予定:2027年5月

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