東京建物とミサワホーム、小牧近郊で物流施設着工
東京建物とミサワホームは10月8日、愛知県江南市でマルチテナント型物流施設「(仮称)江南・小牧物流施設プロジェクト」の建設工事を着工したと発表した。
ミサワホームが保有する土地を活用し、両社が建物を共同所有する。ミサワホームの自社保有不動産を活用したCRE事業の一環で、同社としてマルチテナント型物流施設の開発は初となる。2027年5月の竣工を予定する。
計画地は小牧ICから北へ約5kmに位置し、国道41号線にも近接する。名古屋鉄道犬山線「柏森」駅から徒歩7分と、広域輸送と周辺エリア配送の双方に対応しやすい立地。物流業界ではドライバーの時間外労働規制強化を背景に、効率的な拠点整備や保管・配送機能の強化が課題となっており、同施設で輸送効率の向上と人材確保の面でのニーズを取り込む。
施設は鉄骨造地上4階建て、延床面積約3万1313m²のボックス型で、最大4テナントが入居可能。2・3階への荷物搬送用に垂直搬送機4機と荷物用EV4基を設置する。4階に事務所機能を集約し、保管エリアを最大化することで高頻度配送と大容量保管を両立する計画。トラックバース30台分、普通車63台分の駐車スペースを備える。
環境面では、屋根に太陽光パネルを設置し発電した電力を施設内で利用するほか、余剰分を隣接するミサワホーム子会社工場など各地の生産拠点に供給する計画。省エネルギー化を推進し、ZEB認証の取得を目指す。両社は物流機能の強化と環境負荷低減を両立する先進的物流施設の開発を進める方針だ。
物流施設概要
名称:(仮称)江南・小牧物流施設プロジェクト
所在地:愛知県江南市前野町東2-5(住居表示)
交通:名古屋鉄道犬山線「柏森駅」徒歩7分
敷地面積:15,317m²(4,633坪)
延床面積:31,313m²(9,472坪)
用途地域:工業地域
構造/規模:鉄骨造/地上4階建
用途:マルチテナント型物流施設
事業主:東京建物(株)、ミサワホーム(株)
設計・施工:(株)淺沼組
着工日:2025年10月3日
竣工日:2027年5月(予定)