ラサール投資法人、千葉県柏市の倉庫増築着工
ラサールロジポート投資法人は3月29日、同車保有の「ロジポート北柏」の敷地内に冷凍冷蔵倉庫を増築すると発表した。
増築は、敷地内の未利用容積率を活用し、冷凍冷蔵機能を備えた新棟を建設するもので、施工はサンエス建設(株)が担当し、完成後は既存施設と一体的に運用される予定。NOI利回りは7.6%、減価償却後の利回りは5.4%を見込んでおり、自己資金での取得という点も含めて、安定的かつ高収益な投資案件として注目されている。
同件は投資法人が掲げる「プライム・ロジスティクス」戦略に基づいた内部成長施策の一環で、同施設は、延床面積約7万㎡を誇る大規模物流施設で、東京圏に位置するという立地優位性を活かし、物流ニーズの多様化にも対応可能なハイスペック仕様が特長。今回の増築によって、施設全体の収益性を高めると同時に、今後の需要増が見込まれる冷凍食品・医薬品などの温度管理物流への対応力も強化されている。
増築される冷凍冷蔵倉庫は、伊藤ハム米久ホールディングス(株)の物流子会社であるアイエイチロジスティクスサービス(株)が関東圏の新たな物流拠点として利用する予定。
倉庫は断熱パネルやドックシェルターなどのインフラに加え、テナント側が導入する冷凍・冷蔵設備を組み合わせることで、-25℃〜+5℃の温度帯に対応可能な仕様となる。断熱後の有効天井高は約5.5m、床荷重は1.5t/㎡を確保しており、幅広い商品カテゴリーに対応可能なスペックが整えられます。
環境配慮の面では、人感センサー付きLED照明、使用状況の可視化が可能なタブレット連動型制御システム、節水型衛生設備、一部床材へのリサイクル材活用などが導入される予定で、建物の環境性能評価指標であるCASBEEでは「Aランク」の取得を目指しており、環境・社会・ガバナンス(ESG)の観点からも評価される物流施設として期待されている。
新物流倉庫概要
物件名称:ロジポート北柏 冷凍冷蔵倉庫
所在地:千葉県柏市
取得予定価格:7億4000万円
NOI利回り:7.6%
償却後NOI利回り:5.4%
取得資金:自己資金
施工者:(株)サンエス建設
取得予定日:2024年4月下旬(引渡日)
工事請負契約締結日:2023年3月29日