プロロジス、福島県郡山市の物流集積パーク共同開発
プロロジスは9月9日、福島県郡山市の郡山中央SIC隣接地で先進的物流施設の集積パーク「福島郡山LLタウン」をフクダ・アンド・パートナーズと共同開発すると発表した。
開発地は東北自動車道と磐越自動車道が交差する郡山JCT近接で、首都圏や仙台市、新潟市への広域配送に適した立地となる。郡山市中心部から約7kmと近く、雇用面でも優位性がある。磐越道などの迂回ルートが確保でき、東北・首都圏への災害支援物資輸送においてもBCP拠点として機能する余地がある。
開発面積は約138,000m²で、プロロジスがBTS型とマルチテナント型の物流施設を複数棟開発する計画。隣接区画にはフクダ・アンド・パートナーズが物流施設「福島郡山LLタウン棟」を建設し、「福島郡山未来共創センター」を併設する。
福島郡山未来共創センターは、平常時と災害時で機能を切り替える防災型リバーシブルビルとして位置づける。電気の3次バックアップシステムを備え、災害時には地域避難拠点や広域防災連携拠点として活用する計画。飲料・非常食など約6日分の防災食料を備蓄し、避難者に無償提供するとともに、備蓄型組立仮設トイレの在庫保管拠点として被災地への迅速配送を図る。
開発区域内には防災公園を設置し、災害時にはヘリポートと救援物資集積拠点として利用する構想。福島県や郡山市と連携し、広域防災拠点としての機能整備を進める。
建設する各施設には、高炉セメントや電炉鋼材を採用しCO2排出削減を見込む。屋上に太陽光パネルと蓄電池を設置し、区域内で再生可能エネルギーを循環利用する計画。EVから建物などへ給電するV2Xシステムの導入も予定し、福島県沿岸部市町村との再生可能エネルギーを活用した広域防災連携を目指す。
次世代物流を見据え、山間部でのドローン物流の検証や東北自動車道での自動運転実証、隣接地への水素ステーション誘致と利活用も検討する。
開発概要
開発地:福島県郡山市大槻町中ノ平地内
開発区域面積:約138,000m²(約42,000坪)
プロジェクトマネジメントならびに設計:(株)フクダ・アンド・パートナーズ
開発スケジュール:第Ⅰ期造成:2024年4月~同年12月/第Ⅱ期造成:2024年4月~2025年9月