ESR、横浜市に大型物流施設竣工

ESRは3月3日、神奈川県横浜市金沢区幸浦でマルチテナント型物流施設「ESR横浜幸浦ディストリビューションセンター3」が2月28日に竣工したと発表した。

横浜市金沢区の臨海部で進める約33万m²のロジスティクスパーク計画の第3期に当たり、2022年竣工の第1期、2023年竣工の第2期に続く施設となる。横浜横須賀道路「並木IC」から約2.5km、首都高速湾岸線「杉田IC」から約3.0kmに位置し、横浜港や羽田空港にも近いなど陸・海・空へのアクセスに優れる。今後予定される横浜環状南線の開通で圏央道や東名高速道方面への接続性も高まる見通しだ。

新施設は敷地面積74,722m²、延床面積165,262m²の4階建てで、中央車路とセンターバース式の専用ランプウェイを設け、40フィートコンテナトレーラーが各階に一方通行でアクセスできる構造。各階にトラックバース54台分を備え、全フロアを高さ1mの高床式。トラック待機場は42台分を確保した。

倉庫の床荷重は1階2.0t/m²、2〜4階1.5t/m²とし、全階で2.5tフォークリフトが走行可能。梁下有効高は1〜3階が5.5m、4階が5.5〜6.48mで、最上階は柱本数を減らしワイドスパン化した。最小賃貸区画は796坪からで、半フロア 5,500 坪、ワンフロア 11,000 坪まで柔軟に貸し出す。

特別高圧電力を引き込み、ロボット導入や冷凍冷蔵設備、倉庫空調など多様な設備需要に対応できるようにした。併設の研究棟は高照度と薬品対応の床仕様とし、将来的に危険物倉庫へ転用できる設計。

ワーカー向けには395台分の駐車場を用意し、最寄り駅から約1.2km。休憩ラウンジや託児所、シャワー室、ドライバー専用休憩室などを整備した。

環境・防災面では太陽光発電設備や全館LED照明を採用し、CASBEE Aランク、BELS6スター、ZEB Readyの取得を目指す。非常用発電機により停電時も防災センター機能や一部オフィス・倉庫照明、給排水ポンプへの給電を可能。想定浸水高を上回る高床レベルの倉庫床とし、受変電設備を嵩上げして設置するなどBCP対策も講じた。ESRは24時間365日の有人管理を行い、テナント企業への安定した施設運営を図る。

物流施設概要

所在地:神奈川県横浜市金沢区幸浦1丁目8-5
敷地面積:74,722.25m²(22,603.48坪)
延床面積:165,262.96m²(49,992.05坪)
構造:地上4階建・PCaPC造・免震構造
用途地域:工業地域
設計:塩浜工業東京本社一級建築士事務所/[ラウンジ・託児所・スカイデッキ]タカトタマガミデザイン(株)
施工:(株)塩浜工業
アクセス:【車】首都高速湾岸線「杉田IC」より3km/横浜横須賀道路「並木IC」より2.5km【電車】金沢シーサイドライン「並木北駅」より1.2km(徒歩15分)
着工:2023年9月1日
工事期間:2023年9月1日~2025年2月28日

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