ESR、兵庫県川西市で物流施設最終開発

ESRは2025年4月9日、兵庫県川西市で推進する物流施設プロジェクト「ESR川西ディストリビューションセンター(川西DC)」の最終フェーズとなる「川西DC3」の開発に着工した。

川西DCは総敷地面積505,281m²を持つ日本最大級の物流施設プロジェクトで、西日本エリアを広域にカバーしつつ大阪市中心部から北部、神戸市など阪神間のラストマイル配送にも対応する立地にある。1期工事として川西DC2が2025年3月31日に竣工し、川西DC1も2025年5月末に竣工予定となっている。

今回の最終フェーズには約10億米ドル(約1,500億円)を投資する。うち約2.3億米ドル(約350億円)は欧州系投資家と、14の国内機関投資家で構成する国内ファンドからの出資で調達したエクイティとなる。

川西DC3は当社グループ39番目の物流施設で、敷地面積211,442m²、延床面積433,141m²、地上9階建ての免震構造マルチテナント型物流施設として開発する。2025年4月に着工し、2028年2月竣工を見込む。1階両面バース、梁下有効高は1階6.5m・2~8階5.5m、床荷重は1階2.0t/m²・2~8階1.5t/m²、柱ピッチ11m×11mとし、1フロア最大6分割・最小区画1,600坪とする設計で、輸送ハブ、トランスシップ物流、ストレージ、自動倉庫など多様な用途に対応する。

すでに稼働中の川西DC2と、2カ月後に竣工する川西DC1には、西日本と大阪市中心部から神戸市、阪神地域への配送を担う物流企業が入居している。川西DC3の開発により、川西DC全体の賃貸可能面積は約38万m²となる計画。

用途地域については川西市と連携し、住宅系から工業系への変更を行った。残余敷地には製造業や危険物保管にも対応可能な施設群を整備する方針。さらに、ESG2030ロードマップに沿い、再生可能エネルギー由来電力を蓄電池に貯蔵するバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)パーク化計画の準備を進めている。

川西DC3では、休憩ラウンジや24時間営業ショップ、無料託児所「R:KIDS」の設置、バリアフリー設備整備、ドライバー休憩室やトラック待機場の確保に加え、駐車場1,000台分とバイク・自転車用130台分の駐車スペースを計画している。国内投資家による出資は今後の同社プロジェクトにおける資金調達の多様化にもつながる見通し。

物流施設概要

所在地:兵庫県川西市東畦野字⾧尾1番6他26筆 ※地番は竣工後に決定いたします
敷地面積:[川西DC全体]505,281m²(152,848坪)/[DC3]211,442m²(63,961坪)
延床面積:[DC3]433,141m²(131,025坪)
用途地域:工業地域
構造:[DC3]地上9階建・PCaPC造・免震構造
設計・施工:五洋建設(株)
アクセス:【車】新名神高速道路「川西IC」より3.9km/【電車】能勢電鉄妙見線「一の鳥居」駅より200m
着工:[DC3]2025年4月
竣工:[DC3]2028年2月(予定)

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